« 九代目正蔵誕生 | メイン | 竹島の日 »

2005年03月14日

●反国家分裂法可決

北京で開かれていた中国の第10期全国人民代表大会(全人代=国会)第3回会議が14日、台湾独立阻止を狙った反国家分裂法案が総数2901のうち賛成2896、反対ゼロ、棄権・無効5で採択、閉幕した。反国家分裂法は「非平和的方法」で台湾問題を解決できると明記し、武力行使に法的根拠を与えるという極めて危険なもの。

これに対し、台湾与党は「両岸(中台)の現状を変更し、台湾海峡の平和を破壊する戦争法案」として今月26日に100万人規模のデモを計画するなど反発している。また米国も見直しを求めるなど波紋が広がっている。
日本では、迫力ないくらいに細田官房長官、そして小泉首相は中国全人代の反国家分裂法採択で「懸念」を表明。「武力行使には一貫して反対、台湾問題は平和解決を。」と表明した。
台湾海峡の危機が日本の国益にとっていかに大事かの認識が少ないことによる発言で終っている。もっとも今日の今日なのでこれからの論議を期待したいが・・・もっともアメリカがより深く動き出せば少しは違うかもしれない。今月20日に北京を訪問するライス国務長官の対応が期待される。

これで台湾自身がどう進路を選択するか・・・
陳水扁大統領は「中華民国は主権独立国家:国家主権は2300万の台湾人民に属する:台湾の前途は2300万の台湾人民によってのみ決定できる」という三段論を主張している。
李登輝前大統領は326デモへの参加を決め、台湾のために陳大統領とともに、中国に併呑されることに反対する台湾人の声をあげたいとしている。

これまで李登輝閣下が下地を作ってきた「台湾人としてのアイデンティティー」をより高める動きを、陳水扁自らリーダーシップをとり進めて欲しいものだ。

在台湾日本人も動き出し、小泉首相への陳情への署名活動が始まった。

このエントリーへのリンク

このエントリーのリンクを入れるHTML:

トラックバックURL(スパム防止のため、ブログオーナー承認後の表示となります)

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

ethnicさん、こんにちは。
こちらこそ、いつもコメント・TBどうも有難うございます。
それにしても、黄臭い法律を作りますね、中国共産党は。
軍部のせがまれて、「反国家分裂法」を成立させたと想うのですが、
ホリエモンVSフジTVもいいのですが、
日本のマスコミはもっと大きく、より深く取り上げて欲しいと切に思います。

幸田さん、毎度です。もっとマスコミも国益を考えて役割を果たしてほしいと思います。

コメントする

(コメントはスパムコメント防止のため、ブログオーナーの承認が必要になります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)