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2004年11月18日

●企業の不祥事

企業の存在は、社会において価値あるものやサービスを継続的に供することによって適切な対価を得て従業員や株主、社会に還元することで認知される。
しかし昨今では経済活動だけではなく社会的活動や倫理・責任を履行しているかどうかが求められ、かつ状況によっては経済活動へも大きな影響を及ぼす時代となった。ましてや社会のなかで幅広く資金調達が可能な上場企業ではなおさらその位置付けは高い。

このような中、ここ数年来、次から次に企業の不祥事が露呈している。直近では三菱車の欠陥隠し、西武鉄道の株主操作と有価証券報告書虚偽記載が社会を賑わせているし、しかも両社ともそれを半世紀近くの長い間続けているなど極めて悪質な行為だ。正しい企業活動から逸脱した行為を継続することによって感覚がマヒし、当たり前になってしまうのだ。またこういう結果を生む風土は摘発された企業だけでなく、おそらくグループとしての風土になっているて思っていいだろう。

今週になって西武鉄道の上場廃止処分が決定されたが、東証として当然の判断だ。しかし西武は今後ジャスダック上場を申請すると発言した。東証がだめなら他にという乗り換え的発想からして、常識から逸脱したものだ。門前払いは必然だろう・・・。

また社員の不祥事が続くNHKへの批判も高まっている。視聴料不払者が増加しているそうだが当然のことだ。さらに最も公共の立場にありながらコスト意識のない放漫経営、偏った報道や番組製作によって世論操作を行なうということが続くとこれまたウンザリである。

消費者から企業存在の意義を問いただす行為はもっと強化されていいだろう。
企業側からは監査機能の強化、従業員側からは労働組合を通したチェック機能によって企業は自浄できる環境を整備しておくべきだ。□

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