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2004年10月22日

●北朝鮮の誘惑

北朝鮮人権問題に対する感受性の鈍さを前日指摘したが、今週始めに一部経済界の節操のなさが露見した。
何と大手ゼネコン数社がインフラ視察と意見交換を目的に朝鮮総連の招待を受け北朝鮮に向け出発したという。しかし翌日急遽中止になったが一部は北朝鮮入りしたらしい。おそらく出発直後に何らかの抑止がかかったものと思われる。
各種懸案事項の包括的解決後の経済支援の一部をあたかも日本のゼネコンに発注、併せて関係議員の利権につながるかのようにみせかけることで、経済支援・国交正常化を優位にたたせるための北の誘惑に違いない。
それに乗っかってしまった族議員がいたが、渡航が漏れたため慌てて中止させたのが真相だろう。政府もようやく世論の動向を受けながら経済制裁の段階的発動計画立案に動きつつあるなか、このような国益を考えない財政界の軽率さは、自由経済社会とはいえあまりにも情けない行動と言わざるをえない。□

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