●No.211 伊勢うどん
日本人は麺好きだ。ラーメンも支那そばからアレンジされ数々の名品を作り上げた。相変わらずのラーメンブーム、TV放映されたらもう行列は間違いない。
日本の麺料理を見てみると地域によりうどん文化圏とそば文化圏に分かれる。麺文化の長い歴史の中から独自の麺料理も生まれてきた。特にうどんでは関西うどん・きしめん・素麺・ほうとう・うーめん・讃岐うどん・伊勢うどん等とたくさん生まれた。
先日伊勢うどんを初めて食べた。たれが特徴である。煮干し(アジ、カタクチイワシ、トビウオ)、カツオ節、利尻産昆布などに、三河産のたまり、ざらめ、みりんなどで味を整えるそうだ。
当初はうどんに地味噌からできた「たまり」を少しかけ食べていた。その後、鰹節などでだし汁を加え食べやすくしたのが『伊勢うどん』の始まり。約360年前に浦田町橋本屋七代目、小倉小兵さんがうどん屋を開業したのがいわゆる元祖らしい。
複雑な味であり奥深い美味しさだった。