2001年11月23日

●No.45 明石元二郎眠る

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第7代台湾総督(陸軍大将)として、植民地政策において搾取ではなく発電所建設、南北縦貫道路や鉄道建設、そして司法制度や教育制度を整備 したことで、今の台湾の基礎体力をつけることに大変努力された明石元二郎氏の墓参に行ってきた。

台湾総督は全部で19人いたが、遺言で台湾に埋葬することを望んだ唯一 の総督である。当初は台北市内にお墓が作られたが、不法居住者のた めに荒らされてしまい、台湾の有力者が資金を拠出して台北北部の山に立派なお墓を作ってくれた。公共交通利用者にとっては不便な場所ではあるが、台湾海峡を望む素晴らしい墓地であった。

詳細は八田與一氏同様、ホームページに載せるつもりである。

             

2001年11月22日

●No.44 八田與一眠る

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烏山頭水庫(ダム)のすぐそばに眠る八田與一氏のお墓参りと今年完成した紀念室訪問の目的で、中華民國台湾の台南市へ行ってきた。

八田與一は1886年、金沢市に生まれ、東大・土木工学を卒業後、24歳の時(1910年)に台湾総督府土木局につとめた。 56歳で亡くなるまでほぼ全生涯を台湾に住み、台湾のために尽くした。  彼は、当時アジア一といわれた烏山頭ダムと1万6000キロにおよぶ灌漑用水路の建設(1920年着工10年を要した大規模土木事業)にあたり、人情味のある現場責任者として農民に慕われた。今でも毎年5月8日、神榊のごとく幕っていた八田輿一のために現地の人々によって追悼式が行われている。また本年彼にまつわる資料を展示する立派な紀念室が完成した。
ご夫婦の墓石の前には既に何組かの方によるお花が飾られていた。

詳細はホームページに載せるつもりだが、日本時代にこんな日本人がいたことを埋もれさせてはいけないと強く思う。

彼のことについては、 萬晩報主宰の伴武澄氏および通信員の岩間孝夫氏が書いているので参考にされたい。

             

2001年11月18日

●No.43 三浦海岸

011117.jpgアフガンではタリバン政権が事実上崩壊し、北部同盟が実権を握りそうな状況になっている。北部同盟とは言っても、主義主張も異なる民族集団だ。新たな紛争が新しい問題となってくるのは目に見える。

いつの時代も覇権主義や領土争いは絶えないが、「国益」を考えればそういう表現に行き着くのは自然の摂理であろう。
国益を考えること、そのことに重きを置き行動することがまるで悪のようになっている日本の実体を、諸外国はどう見ているんだろう。 知りたいものだ。
日本の地理的背景、四方を海に囲まれていることも、あまり国益というものを考えなくても済む背景の一部かもしれない。

久しぶりに三浦半島へ行ってきた。
近くに房総半島を望むことができる。実に美しい海だ。生命の源と言われる海だからか、海を眺めると精神的に落ち着くものである。

             

2001年11月14日

●No.42 谷中銀座

011114.jpg先日谷中銀座を歩いた。
名前は以前から知ってはいたが訪れるのは初めてのことだった。
慌しさのないしっとりした下町だ。
煎餅、豆類、そばや等の老舗や折り紙屋、和紙屋、文豪が溜まりそうな喫茶店・・・珍しいお店がたくさんある。

こんな東京散歩も良いものだ。

             

2001年11月10日

●No.41 たぬき

011110.jpg我が家のベランダにたぬきが鎮座している。ネット仲間のTさんが信楽焼のものを送ってくださった。

花に囲まれていかにも幸せそうな顔を見せてくれる。たったそれだけの狭いせまいベランダでの風景だが、心が和らぐ場所である。

今日は寒い雨の日だった。ベランダに目を向けると、たぬきの後姿が見える。
今日も何となくくつろげた一日だった。

             

2001年11月04日

●No.40 秋の朝

011104.jpgブドウ、ミカン、ナシ、柿といった果物、キノコ、栗など、さまざまな秋の味覚を楽しめる時季になった。いわゆる「食欲の秋」だ。
一方、「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」とも言われる『秋』である。自分が知らないのかもしれないが、これほど季節を表す多くの言葉は、『秋』にしかない。
なぜだろうかと考えてみたが、よくわからない。もしかして日本でしかなかなか味わうことができない固有の季節だからだろうか。四季がこれほどはっきりしている地域は確かに少ないかもしれないが、他の国にもありそうな気もする。

大辞林第二版で『秋』を調べてみた。
四季の一。夏と冬の間の季節。太陽暦では九月から一一月まで。陰暦では七月から九月まで。また、二十四節気では立秋から立冬まで。天文学上では秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。五穀や果実が実り、やがて木々は葉を落とし、草花は枯れ、冬へと向かう。[季]秋。「―たけなわ」「実りの―」
定義づけられた意味は面白くも何ともない。

こんなことを考えるのも「もの思う秋」だからだろうか。

             

2001年11月01日

●No.39 K氏眠る

011101.jpgちょうど一年前の11/1、古くからのネット仲間のK氏が50歳の若さで亡くなった。
あれから一年たびたび仲間と会った時に話題になる良い男だ。

先日、奥様と8人の仲間とお墓参りに行ってきた。
まるで彼の泪とも思える強い雨の中だった。

同年代の仲間が去るのは寂しいものである。しかも早すぎる死である。まだまだ一緒に酒を飲み語り合いたかった奴である。残念でならないことだが戻ることはできない。

墓参後、近くの蕎麦屋で宴会となり夜まで語り合った。